外壁塗装が完了して「やっと終わった」とほっとするのは当然のことです。でも、じつは塗装後のケアが、外壁の寿命を大きく左右します。
せっかく費用をかけて丁寧に仕上げた外壁を、できるだけ長く良い状態に保つために。今回は、塗装後に意識していただきたいメンテナンスのポイントをご紹介します。
塗装完了後、塗膜が完全に硬化するまでには一定の時間がかかります。この期間中に強い衝撃を与えたり、外壁面に物を立てかけたりすることは避けましょう。
また、完了直後の降雨は塗膜に影響を与えることがありますが、施工時にしっかり乾燥させていれば通常の雨であれば問題ありません。担当者から受けた注意事項は必ず守るようにしてください。
年に1〜2回、外壁の状態を自分でチェックする習慣を持つことをおすすめします。特に台風シーズン後や冬が明けた春先は、劣化のサインが見つかりやすい時期です。
これらのサインが複数見られたら、専門家への相談を検討してください。
外壁についた汚れをそのまま放置すると、塗膜を傷める原因になります。ホコリ・花粉・砂埃などは、水を流すだけでも十分な効果があります。
ただし、高圧洗浄機を使う場合は水圧が強すぎると塗膜を傷めることがあるため、やさしい水圧で行うか、専門業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装の耐久年数は塗料の種類にもよりますが、一般的に10〜15年が塗り替えの目安とされています。ただし、劣化は目に見えにくい部分から進むことも多いため、10年を目安に専門家による診断を受けることをおすすめします。
早めに劣化を発見できれば、大規模な補修を必要とする前に手を打てます。
施工後に受け取った保証書・出荷証明書・工程写真などの書類は、10年以上先まで必要になる可能性があります。引き渡し時の書類一式をまとめて、わかりやすい場所に保管しておいてください。
万が一トラブルが起きたときも、書類があれば迅速に対応してもらいやすくなります。
外壁の寿命を延ばすカギは、塗装後の定期確認・こまめな洗浄・早期発見・書類の保管という日々の意識にあります。
良い塗装工事は「完成」がゴールではなく、長く住まいを守るための「スタート」です。気になることが生じたときは、遠慮せずいつでも担当者に相談してください。