外壁塗装の業者選びで最も難しいのが、「見積もり書の内容を正しく読み解く」ことではないでしょうか。金額だけを比較していると、安い見積もりに飛びついて後悔するケースも少なくありません。
今回は、見積もり書を受け取ったときに必ず確認していただきたい7つのポイントをご紹介します。
「高品質塗料使用」「弊社特製塗料」などのあいまいな記載には注意が必要です。具体的なメーカー名・塗料名・品番が書かれていなければ、実際にどの塗料が使われるのかを確認する方法がありません。
信頼できる業者は必ず塗料のメーカーと品番を明示します。見積もり書に記載がない場合は、遠慮なく確認を求めてください。
外壁の塗装面積は、工事費用の根拠となる重要な数字です。「一式」とだけ書かれている見積もりは、内訳が不透明で後から追加費用が発生しやすくなります。
塗装面積(㎡)と単価が明記されているかを確認しましょう。
外壁塗装の標準仕様は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りです。これが守られているかどうかは、仕上がりと耐久性に直結します。
見積もり書に各工程が個別に記載されているかを確認してください。「塗装一式」とまとめられている場合は、何回塗りなのかを必ず確認しましょう。
足場の組立・解体費用は、工事全体の中で大きな割合を占めます。見積もり書に足場代が含まれているかどうかを確認し、「含まれていない安い見積もり」に惑わされないようにしましょう。
雨どい・破風板・軒天・シャッターボックスなどの付帯部も、外壁と同様に劣化します。これらが見積もりに含まれているかどうかを確認してください。
「外壁のみ」の見積もりに付帯部を後から追加すると、費用が大きく増えることがあります。
塗料代に目が行きがちですが、下地処理とコーキング(シーリング)工事は外壁の寿命に大きく影響します。これらが見積もりに含まれているか、どのような内容で行われるのかを確認しておくことが大切です。
「保証あり」という一言だけでは不十分です。保証の対象(塗膜の剥がれ・変色など)・保証期間・保証の条件が具体的に記されているかを確認しましょう。
また、保証書は口約束ではなく、書面で受け取ることが重要です。
見積もり書は「金額だけ」で比べないことが大切です。塗料の品番・塗装面積・塗装回数・足場代・付帯部・下地処理・保証内容の7点を確認することで、業者の誠実さと工事の品質をある程度判断することができます。
疑問があれば、遠慮なく質問してください。誠実な業者ほど、丁寧に答えてくれるはずです。